しっかりと 日本に定着 背赤後家
オーストラリア原産の毒蜘蛛、セアカゴケグモ、日本全国に増殖中。
今や36都府県にて発見されるに至っているとか。
乾燥したところを好むようで側溝やクーラーの室外機の下とかそこここに巣を作っているらしい。
この蜘蛛はオーストラリアの厳しい乾燥地帯を生き抜いてきたそうで
日本でも過酷な環境には慣れているためその勢力を着実に拡大中。
噛まれると猛烈な痛みがあり、オーストラリアではアナフィラキシーショックでの死亡例も。
そのオーストラリアには世界でも最強と言われる猛毒を持つインランドタイパンという
毒蛇がいるそうな。その毒性の強さはなんとあのマムシの800倍!?
そのインランドタイパンの5倍の毒性を持つ毒蜘蛛が日本にいるらしい。
その名はカバキコマチ蜘蛛、黄色っぽい小さな蜘蛛でイネ科の草の葉っぱを丸めて巣にしているとか。
ススキの原っぱなんかに当たり前のようにいそうです。
この蜘蛛の毒性の強さは世界ランク6位の猛毒ですが
顎が小さいため噛まれても毒の量が微量なため死に至る例はないそうです。
話題のセアカゴケ蜘蛛の毒性はこのカバキコマチ蜘蛛の1/200ほどらしい。
林の中でよくお目にかかる黄色と黒の縞模様のジョロウ蜘蛛も実は毒蜘蛛。
蜘蛛は餌を補食する際、噛んで相手に毒を注入し安楽死させるケースが殆どだそうで、
その意味では毒を持っていて当然と言えば当然なんですねえ。
もはやセアカゴケ蜘蛛の一掃は不可能のようで、こうなったら気をつけて共生するしかないようです。
蜘蛛は人間にとって害虫とされる生物を駆除してくれるというありがたい面もあり、
人間の方がよっぽどコワイときもあるような。
腹黒い 毒婦の後家の 犯罪史
犯罪史上にはこっわ~い例もたくさんあるようです。