練習曲は譜面を持って行ってスリランカやマレーシアでエア太鼓をやっていたのですが
いざ太鼓の前に立ってみるとまったくといっていいほど打てませんでした。
先生曰く、譜面を見ながら打てるもんではない、口唱歌ができて初めて自分のものになる、
譜面は自宅で覚える、暗唱する、それを稽古場で確認する、と。
確かに自分たちのサークルでも初心者は譜面に釘付けになりながら太鼓を打ちがちですが、
それじゃ太鼓が打てるようにはならないですよ、と思いますが言ってもわからない・・・。
耳で覚える、身体で覚える、頭で覚える、手で覚える、目で覚える、口で覚える、
さすがに鼻こそ使いませんが太鼓は六感で覚えるもののようです。
他の人に先生からアドバイスがありましたが、それは手首の使い方。
例えばゆうきちのストストストドーンと打つ時に左(スト)は腕ごと打つ、手首を回して打たない。
手首を回すと重い音になり、ゆうきちはストレートな表現をする太鼓なのであわないと。
いつも手首を回して打っているので曲によって打ち方、音の響を意識しなさいと。
確かにいつもどれも同じ打ち方、音だと観客は飽きてしまう。
これも基本的に一人で上拍子を打つ八丈太鼓の奥深さかも知れません。