HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:会場の特性と音作り

今回の三宅太鼓教室発表会は例年の東大和ハミングホール714席から

八王子市南大沢文化会館500席へと会場を移して行われました。

舞台も少々小さくなり、本番前日リハの時の太鼓セッティングもちょっと難航、

前年にならい、太鼓6台を使う演出でしたがいかにも狭く、次の打ち手が控える場所を確保するのも

難しい状況、幕が上がってから太鼓を前方に移動したり、転換時に後方にずらす事で解決する事に。

途中最後尾の太鼓をもっと広げて置いたら、という意見がありましたが袖にあまり近いと壁際客席に

死角が生じてしまい、出演者が見えなくなってしまいます。

舞台はどこの客席からも死角が生じるのは禁じ手で、客席中央からの見え方のみで

舞台の配置を決めるのは決してしてはならない事です。

事前に会場の配置図が手に入るようでしたら死角ができない範囲を確認しておくのも手だと思います。

演奏が終わってから、新潟から駆けつけてくれたマスオさんから貴重なアドバイスをいただきました。

この会場は音が前面ではなく縦(上)に広がる特性があるようで、太鼓はなるべく前面に配置した方が

音が前に出て来るようだと。

確かに会場はそれぞれ特性があり、九州の野外ステージでは締め太鼓の音が思ったより

聞こえて来ないという経験があった事を思い出しました。

事前にチェックする時間や要員が確保できないケースが殆どですが、リハの時はすべきかもですね。

以前、新年会にお呼ばれした時、ホテルの宴会場に太鼓をセッティングしてリハ演奏をしたのですが

出番でない人たちで自分たちの演奏をチェックし、問題点を修復できた事があります。

全員で演奏する時でも、誰かが観客になって事前にチェックする事をした方がよいようです。

できれば会場の特性を瞬時に判断でき、対応策をたてられる人がいれば一番よいかもです。

これも経験則がものを言う?