HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

川柳:レッドキャビア

 名門の ホテルでお食事 うれしいな 
 
阪急阪神ホテルズのレストランでメニュー偽装が明るみに。
なんと7年もの間客は騙され続けていたと。
 
クラゲのレッドキャビア添え、というメニューも。
ここでのレッドキャビアはトビウオの卵=トビコを代用していたとか。
レッドキャビア
さっそくネットで調べてみるとマスの卵をレッドキャビアと呼ぶそうな。
いわゆるイクラですな。
イクラとは魚の卵、小さくて粒粒なものを指すロシア語だそうで
サケ・マスの卵は赤いイクライクラクラスナヤ)、チョウザメの卵=キャビアは黒いイクライクラチョールナヤ)
と呼んでいるそうな。
そう言えば赤=クラースヌイ、黒=チョールヌイというロシア語を思い出しました。余談
 
キャビアは粒が小さく、確かにこれが赤ければレッドキャビアと呼びたくはなりますな。
 
ここで思うには、それを食していた客の中にレッドキャビア=マスの卵と看破する人がいなかったのではと。
 
さすがに一流の味!とか言ってはしゃいでおられたのではなかろうかと
 
想像してもあながち嘘とは言えないような。
 
確かに嘘のメニューはいけませんがね。
 
今回の事件でレッドキャビアがなにものたるかは初めて勉強させてもらいました。
 
まあ、自家菜園の野菜とか芝えびとバナメイエビの見分けはつくはずもなく
 
自分だったとしてもおいしくいただいていたんではないかと思います。
 
知っていながら違うものを提供し、不当な利益をあげていた事は糾弾されるべき問題、
 
目先の利益のために商売で一番大切な「信用」というものを失った対価は大きいのでは?