HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

お店のインテリア

昨日のお蕎麦屋さんについて気がついた事
 
外観もインテリアも木を多用していて清潔感があふれています。
 
テーブル席と小上がり(個室にもなる)があり、私は小上がりに通されました。
 
窓際の席で雪見障子があります。
 
お店はちょうどT字路のところにありずっと向こうまで道が見通せます。
 
駅からちょっと入ったところなので車や人通りは殆どと言っていいほどありませんが
 
T字路を向こうから来る人とは目が合っちゃいます。
 
雪見障子をちょっとだけ下げると視線が合わずぐっと落ち着いた空間に。
 
景色も足元だけ見えるようになるので落ち着いて食事ができます。
 
お店はどちらかというと高級なしつらえですが全体的に陰気な印象。
 
原因は照明にあって、テーブルの上だけ照明がおちるようになっています。
 
天井や壁、柱は暗い陰になりそれが全体を陰気に。
 
これは昼間でも夜でも同じです。
 
もう一つ気なったのはお客さんの視線の処理。
 
私の席の視線の先にテーブル席に座っているお客さんの横の姿が丸見え。
 
お互い落ち着きません。
 
テーブル席の横に目線隠しの障子とか格子を入れると落ち着いたいい空間になるのですが。
 
後、小上がりの上座には小さな床があるのですが、反対側は木の壁のみ、こちらに座ると味気ないのです。
 
蕎麦を待つ間がけっこう長く、その間は携帯をいじったり他の客の観察をしたりで隙をつぶしますが
 
木の壁に何か蕎麦に関係のある絵が描いてあったり、書があるだけでも客をもてなす事になると思います。
 
以前にもどこかで書いたと思いますが、私が店を作る時はどの席についても何か楽しめる要素を用意するか、
 
それがかなわない場合は不快に感じない席にする事に腐心したつもりです。
 
どのお客さんにも等しく料理とお店を味わって欲しいと思いますゆえ。
 
いやあ、職業病再発ですなあ。