放射能の値は事故後の1300万分の一にまで低下しているという。
しかしこれは逆に事故直後は今の1300万倍の放射能があったという事になる。
とんでもない状態なわけで、大気や海に放出された放射性物質の量も半端ではなかったはずだ。
発表された放射性物質の地上への排出量も、あくまでも地上での数値で、
海上へ放出された分が割愛されていたりするので情報には注意が必要であろう。
原子炉の冷温停止の定義もさまざまで、事故を起こした原子炉の内部がどうなっているのか不明な状態では
政府や東電の発表は鵜呑みにすることは危険であろう。
今でも一日3000人の人々が危険な現場で働いているという。
これにかかる人件費だけでもとんでもない数字になるわけだ。
原発による発電コストにこれらの数値は反映されているのだろうか。
電力会社は原発を作る時と同じように、これも雇用が生まれるといけしゃあしゃあとぬかすつもりなのかな。