HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:信号が丸い理由

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右側は従来の電球使用の信号機。左側はLED光源。
 
信号機は丸い。常識ですね。
 
信号が丸いのは光源である電球が丸かったから。
 
光源が電球からLEDに代わっても丸いままです。
 
LEDをわざわざ丸く並べて電球のようにみせているわけです。
 
LEDを効率よく縦横に並べ四角い面にしても交通事故が増えるとも思えません。
 
四角い信号機を作る方が恐らくコストも下がる事でしょう。
 
信号機は丸くなければならないという概念に囚われている結果なのかわかりませんが
 
同じLEDを光源に持つ歩行者用の信号はかなり自由な発想が活かされてます。
 
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常識を非常識の目で見直してみると世の中もっとひらけるものも多いのではと思います。
 
例えば自動車。
 
従来の車メーカーの作る電気自動車はガソリン車のイメージを踏襲しています。
 
ガソリンタンクとバッテリー、エンジンとモーター、燃料系統と電気系統など、
 
車の設計概念がまったく違うと思うのですが、常識に囚われると新鮮なデザインができない恐れがありますね。
 
同じ空を飛ぶ鳥とこうもりの違いほどあると思うのですが・・・。
 
LED照明はだいぶポピュラーになりましたが、この信号機のように電球の代わりの使われ方がメインでした。
 
LEDならではの使い方があるはずなのに・・・。
 
照明器具メーカーと話をする時に、自動車が出現した頃は馬車の形をしていたというたとえをよくしました。
 
自動車ならではのスタイルを確立するのはしばらくしてから。
 
人間はなかなか非常識にはなれないようです。