西荻窪で開催されている太鼓のワークショップ。
今はぶちあわせ大鼓をやっています。
このぶちあわせ太鼓は元々三崎の漁師町の伝統曲であった太鼓を荒馬座が再編成したものとききます。
著作権はないため全国的な太鼓の曲として広まっているように見受けられます。
youtubeで見てみるとほんとに色々なぶちあわせがアップされてます。
なんだかこれ違うぞというのもありますが、残念ながらどれも正解なんでしょうね。
関東の特徴的なサントコドッコイ(ドンドコドンドン)の基本リズム、
強弱の対比、勇壮な身振りと声、激しい動き、
など漁師のあらぶれぶりをよく捉えている曲のような気がします。
ドドーンドンドンというフレーズも波が岩に砕ける様子を模したものと聞きます。
大鼓を打つときもなにかしらイメージがあると気持ちも入れやすいですね。
ここのワークショップは基本は月に二回、一回2500円で二時間ほど。
残念ながら今のところそんなに盛況ではなくいつも4~5人なんですがそれが逆に心地よい。
あまりバタバタせずに基本から自分と向き合えるような気がします。
我々のチームが習ったぶちあわせは簡易版のため三人が交代で打つ部分が割愛されていますが
今やっているものは三者三様のソロ部分もあり、かなり変化に富んだもの。
もの覚え能力の落ちた身にはつらいものがありますが4人以上の構成で打つ太鼓としては是非に覚えたい太鼓であります。