HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:蚊

栃木の山の上、外に出ると蚊がやってくる。
 
屋外で笛の練習をしようと思ったら蚊取り線香は必携。
そうしないと顔や指先もどこもかしこも蚊の攻撃対象となってしまう。

室内でも網戸越しに立っていると蚊が寄ってくる。
 
蚊はどうやって人間の存在を感知するのか。
 
息を吐くとみるみる蚊が集まってくる。
生物の呼気に含まれるCO2や、体温、においなどに反応するそうだ。
 
それにしても生き物の血を吸うというのはどうしてその発想が生まれたのか不思議。
メスは卵を産むのにたんぱく質を必要とするため、栄養豊富な血液にそれを求めるらしい。
普段は果汁や樹液を吸っている?
 
血液はご存知のように自ら固まる性質がある。
そうしないと怪我をして出血した場合、血液が延々と流れ出してしまう。
自然の仕組みとはたいしたものですねえ。
 
蚊は吸血の時、血液を凝固させない成分を注入し、血を吸いやすくしているのだそうだ。
もっともそのおかげでこちらは痒くて迷惑なんだけど。
 
吸血した血でパンパンになった蚊をみかけますが、あのまま血が固まると
消化できずに蚊も命を落とす事になるため、血液が固まらない成分の注入は必至だそうです。
 
あんな小さな体の中にいろいろな工夫がつまってるんですなあ。
もっとも蚊が大きかったらこちとら貧血になってしまいますが・・・。