HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:自称グルメ

人間、うまいものには目が無い。
 
アメリカ人は味音痴といわれるが、それ相応の食文化を築く歴史がないためいたしかたないのかも。
アメリカには宮廷も貴族も存在せず、残念ながら料理文化を熟成する機会も時間も足りなかった。
(とは言ってもアメリカにもうまいものは存在します)
 
日本はいまだにグルメブーム。
テレビ番組や雑誌はグルメ特集が無い日はないほど。
嘘かほんとかわかりませんが、コメンテーターは「うん、うまい」の連発をしております。
 
わが社の近くにもミシュランガイドの三ツ星の寿司屋があります。
お値段は夜は2万円~、アルコールが入ると3万コースとか。
 
そこでどんだけ旨いものが食せるのかは未だに体験はしていませんが
逆に考えれば一人2万も出せばうまいもの食えて当たり前じゃないのかいな。
 
確かにうまい料理はいい食材を使わないと無理があり、
いい食材を手に入れるのにはコストがかかります。
結果、グルメといわれる食べ物は高いものに。
 
B級グルメとかいうものもありますが、ラーメンとかハンバーガーはさすがに御馳走にはなりませんし。
グルメも行き過ぎるとなにかアホらしくも見えてきたりします。
 
うまいものに目がないのは何も問題ないのですが、世の中には通ぶる人がいますね。
料理でも酒でもそれを知っている事を自慢げに話す人、あれはなんなんでしょうかね。
せめてウンチクを語ってくれればこちらも楽しいのですが、どこそこのどれがうまい、だの
こっちのこれがどうだのと、はいはい、あんたは偉いと言いたくなっちゃいます。
 
密かに自分自身で悦に入っていればいいと思うのですがねえ、
そうもいかないんでしょうかね、自称グルメ・・・。