今、首都圏直下型地震に襲われたら・・・。
国会やら官邸やら警視庁やら放送局やら金融やら
日本の中枢が集中している東京。
今回の福島第一原発は想定外の被害規模で
対策も後手後手に回っている感は否めない。
日本の危機管理状態を確認したく
内閣府防災情報のページを覗いてみた。
見直しはされたもののその活動指針は震度6~7程度を想定しており、
緊急対策本部立ち上げも2時間以内とされている。
これはある程度移動可能という前提に立っているのだが
それは通信や道路が確保されていての話だろう。
役所ごと機能が消滅した場合はそれこそ想定外。
その他、電気水道ガス等インフラの確保や通信、消火、避難、交通手段についても、
ましてや津波や大規模火災に対応する項目はゼロ。
肝心な情報網確保についての具体的な方法の記述も無し。
要はカタカナ混じりのお題目ばかり並んでいるよくある総論あって各論なしの要綱であります。
内閣府、だいじょぶかいな。
(綿密な対応計画があるのやも知れませんが国民の目には触れがたいのが現実のようです。)