先日、よく知っている女性が突然亡くなりました。
働き盛りの49歳でした。
クモ膜下出血で未明に病院に運ばれ、翌日旅立たれました。
土曜日が通夜でした。
公立の斎場で棺は花に囲まれておりました。。
しかし、残念ながらおごそかな感じがありません。
なぜなんだろう、と考えてみました。(こりゃ職業病ですな)
一番の原因は照明にありました。
祭壇の上部に蛍光灯、それだけでは照度が足りないため
両サイドにスタンドをたててスポットで照明を当てている。
影があちこちにできて落ち着きがありません。
もう一つは、祭壇と隣席者のスペースのはっきりした区別がなく、
それもこちらの気持ちが落ち着きません。
結婚式がそうであるように、人生の別れの場ももっと演出されてもいいのではと思います。
ま、葬儀は突然の事が多いし、遺族の思惑やら微妙な問題もありますから難しいとは思います。
生前葬もあるようですが、生きているうちに、自分の葬儀用のビデオメッセージを残すとか。
結婚式は何度でもできますが、葬式は一生に一度の事ですから・・・。