掛け声は仲間に向けてかけるもの
曲の始めに掛け声をかけますが、あれは誰に向かってかけているのか?
単に声だけ出してはいまいか?
そういう掛け声は単なる音で、聞いている方にも伝わって来るものがありません。
故小口大八さんが、太鼓の打ち始めは必ず声を出すように、と執拗におっしゃっていました。
掛け声は皆への合図になるから、と。
さあ、これから行くぞ!!という決意表明でもあるわけですね。
我々は太鼓を打っている最中も、掛け声を出します。
自分を奮い立たせる、仲間を元気付ける、場を盛り上げる。
無言で太鼓を打っていると気迫も気持ちも伝わって来ません。
掛け声も立派な楽器の一つとして、一声一声を大切に出したいものです。
掛け声の意味、単純なようでいろいろありそうです。
しかしながら、世の中にはよくある事ですが、掛け声ばかりで、何も動かん、ちゅうのは
避けたいですな。