一年がかりの器その2。
前回の湯飲みと同じ材料で、釉薬を糠白(ヌカジロ)で焼いてみました。
上部は荒々しく、下部は普通に。
というのは、板作りの副産物(?)として、パンの耳のような部分が出てきます。
ローストビーフやチャーシューでいうところの外側の部分です。
(どうしても食い意地がはる・・・)
粘土の塊から真ん中の平滑な板を何枚か切り出した後に残る端っこの部分ですね。
裏側を表にすれば素直なのですが、今回はそのデコボコ感が面白かったのでわざと不均一
なところを表に出してみました。
まったく同じ土を使って、全然違う仕上がりになるのも焼き物の面白さと難しさと言えるでしょう。
釜の中の場所によっても違ってきます。
バラの花を挿してみましたが、地味ですね。
花器は花を選んではいけないとすると、う~~~ん、でありますな^あ^)
この土の組み合わせは磁器釉がいいかもです。