HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

川柳:下町

イメージ 1

「下町は  工場(こうば)の音の  響きおり」

先日、三ノ輪に行った帰り、ぷらぷらと歩いて上野に出ました。
途中、荒川区の日暮里というところを歩いていると、町のあちこちから町工場の音が聞こえてきました。
プレス機の音、グラインダーの音、皮をなめす工場、日本を支える町工場と下町の家々、飲食店や床屋が渾然一体となって、独特な親しみやすい町を形成しています。
外国人の住人も多いようで、ゴミ置き場にはハングルや中国語が当たり前のように併記されています。
とある飲食店の改装現場に三人ほどの大工さんがおりましたが、打ち合わせは純粋な中国語でした。

歩いていて実に楽しい町でありました。

「荒川は  町の大工も  中国語」