広島市現代美術館がある比治山の麓に多聞院というお寺があります。
(現代美術館は先日急逝した黒川紀章氏の設計によるものです。)
原爆が炸裂した時に、奇跡的に崩壊をまぬがれた堂楼が残されています。
修復はあえてされず、当時のまま保存されています。
上の写真は少々わかりづらいですが梁が折れています。
鐘は新しく鋳造されたらしくHIROSHIMAの文字が彫られておりました。
小高い丘にある境内からは広島の街が見渡せます。
62年前に起こった事を想像すると恐ろしい気持ちになります。
原爆の事は風化させずに人類の記憶に留めて置く必要があると思います。