カンボジアの首都プノンペン。
内戦時代、100万人の都市生活者が地方に強制移住させられ、首都プノンペンはゴーストタウンと化しました。
街の一角にトゥール・スレン収容所跡、別名虐殺博物館という施設があります。
ポルポト政権下、1976年から3年あまりの間にここで拷問、殺害された市民は2万人とも。
ベトナム軍によって解放された時に生き残っっていた人はわずか6人。
ここはもと高校だったところで、レンガで造られた畳一畳ほどの独房、拷問室、処刑場などが残されています。
処刑された人々の顔写真が残されていて、母親から老人、子供にいたるまであらゆる一般市民が犠牲になっていることがわかります。
教師や医者、知識人はことごとく殺害されたと聞きます。
そして頭蓋骨や遺品の山。
事実が暴かれれば、ヒトラーはヨーロッパのポルポトと呼ばれるかも知れません。
人間の狂気を目の当たりにする場所であります。
もっと詳しくご覧になりたい方はこちら
↓
http://park10.wakwak.com/~asian_travel_1/Indo_China/sub3_06.htm