秋元局長、菅氏の接待疑惑に「私の記憶にございません」とシラを切り通して逃げ切りをはかったけれど、その時の録音データが公開され、自分の声だと認めざるを得なくなった。
しかしこの場に及んでも話の内容は記憶にございませんと往生際の悪さを露呈、どうやら優秀な官僚には人としての尊厳が備わっていないようだ。
思い起こすのはモリカケ問題の最中、近畿財務局の赤木氏が佐川局長の指示で公文書を書き換えた良心の呵責に耐え切れずに自殺の道を選んだとされる事件。
当の佐川は国会での常套句「私の記憶にございません」「捜査対象で訴追の恐れがあるため答弁を控えさせていただく」を言い続け、知らぬ存ぜぬを押し通した。
バレなきゃ何やってもよい、という悪しき前例を現実世界で作り続けている。
国を動かす人は人としてのプライドを持ち、自分を律する強い精神を有してもらいたいものだ。
いい加減にしておくれにゃ。わたいはニャンコのプライドは持ってるわよ。気分が悪ければご主人様に牙を剝くからにゃ。