天下り 天国のまま 民営化
かんぽ生命の大量の不正な勧誘・販売が明るみに。
業績をひねり出すための組織ぐるみの悪行、
庶民に親しまれてきた地域の郵便局の信頼が失墜する結果になった。
NHKがかんぽ生命の不正を報じた際に、総務省の天下り、鈴木副社長はクレームをつけ続編の放送を断念させている。後日「NHKの取材手法はまるで暴力団」発言をし、世間を騒がせたのは記憶に新しいところ。
まあ、権力をかさにきてやりたい放題、かんぽ生命不正も大切にすべき顧客の事はそっちのけでどうしたらゼニになるかを優先させた結果。
それこそが反社会的勢力の所業ではないのか・・・。
郵政グループの副社長は3人はすべて天下り、顔となる社長は民間から登用し表向きは民営化をしたように見せかけてはいるが、その実お役所体質は温存されているようだ。
その証拠に総務省次官から郵政グループ鈴木副社長に行政処分状況の情報が漏洩、
実権は天下りの元役人が握っており、社長はお飾りという構図があぶりだされた格好だ。
民営化は顧客第一主義を徹底すべきだが、利益を生まねば組織が存続しない市場の原理が働くため、一方で利益至上主義を掲げる危険性もはらんでいる。税金投入で安穏と存続する事は許されない。
天下り するは庶民の 敵ばかり