世界的に定評がある日本のものづくり、戦後の荒廃から立ち直る時期は、安かろう悪かろう、
という過程も踏みつつ今や日本ブームとも言える盛り上がりを見せているように感じます。
テレビ番組でも、この日本に焦点を当てたものが数多く放送されていて、
かつての欧米への憧れが逆に世界が日本へ憧れを抱いているようにも思えてきます。
世界を席巻しているラーメンや、世界遺産にも登録された和食、スシや刺身などの食文化、
トランプ大統領が何と言おうとアメリカでも大人気の日本車、カメラなどの工業製品、
その他盆栽や日本庭園、職人技の工具や道具、変わった所では食品サンプルなども人気。
これらの人気商品に共通しているのは、それを使う人の立場に立ってものが作られていること。
誰が使ったり食べたりするかはわからなくてもいい加減なものは作らない。
日本のものづくりは、それによって利益を追求する、
というよりはそのものの価値によって利益を生み出すという路線なのかも。
日本という国はたいしたものだと思います。