HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

大太鼓と投げ釣りの関係

昨日の基礎練習、力の始動点について検討をしてみた。

私はかつて太極拳をやっていた影響で、なるべく短い距離で最大の力を発揮する動きが体のクセになっている。

どうも太鼓を打つ時もそれが出てしまうようだ。

確かにこの動きは手元で、腕をそう大きく動かさずに強い音を出す時には重宝する。

先日、大太鼓を打っている自分のビデオを見ていると、どうも手元で音を出す打ち方になっていて、

大太鼓のダイナミズムが無い事に気付かされた。

なんだかちんまりしている印象なのである。

これを改造するのにしばし指導者と話をするうち、大太鼓と釣りの話になった。

私は釣りはやらないのだが、感覚的に投げ釣りをする時の感覚、

力の入れどころが大太鼓を打つのに相似しているのではないかと。

後ろに振った手が下にさがらず、竿(バチ)の先に神経がいっている感覚、

そこから竿を引くような感覚で重りのついた針を遠くに飛ばすようなイメージ、

決して力を入れず力を効率よく使う。

この感覚でヒットする状況がどの辺なのか、ちょっと研究してみようと思う。