HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:落書き

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我が家の猫を眺めている時にふと思った事。
お前もまだまだ元気だけれど、いつかはこの世からいなくなるんだよな。
生きた証として毛皮でも残すかい?
いやいやニャンコはそんな事どうだっていい。
ゴロニャンと甘えられる今があればよいのだろう。
 
残すといえば落書きは恐らくこの世に生きた証を残したいという
まったく人間的な欲求からくるものではないだろうか。
国宝級の寺社建築を解体修理した時など、
屋根の裏板から当時の大工の落書きが発見される事などがあるが、
こういう例は人としてとても身近に感じられてほほえましい。
ところがその神社仏閣の外壁に落書きをする現代人はどうだろう。
同じ動機なのだろうが古代人と違って謙虚さの微塵も感じられない。
国の財産に落書きするという行為が末代まで恥をさらすという認識がまったくなし。
 
生きた事を気にも留められない一般庶民は
生きた証より今生きている常識の証が欲しいものだ。
 
にゃあ。