HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:自主公演

日曜日、明治大学和太鼓サークル「打」の自主公演に行ってきました。
三部構成の舞台は明治大学アカデミーホール。
1500人収容の大舞台。
会場はほぼいっぱいの盛況ぶり。
 
一部は初舞台とあってちょっぴり緊張していたような印象。
客席側もそんな感じがあったような。
 
二部はゲストの中央大学「鼓央」文教大学「楓」が二曲ずつ。
鼓央は以前和太鼓コンテストで観た事があり、斬新な構成が記憶に残っています。
いずれも元気いっぱいの演奏で、迫力満点。
二部のトリは朋郎トモロー(内藤哲郎、武田朋子のデュオ)+田川智文(東京打撃団)のトリオ。
武田朋子氏は今年の隅田川の花見にも来ていただいた篠笛のプロ奏者です。
篠笛のソロはマイクを使わずに演奏してくれました。
以前、小さい場所でのライブにマイクを使っていたので、笛を師事している人を通して
あれだけの空間でマイクを使う必要ないんじゃないのか、と伝えてくれるようにお願いした事がある。
笛の音はマイクを通すと表情が変わってしまう。
やはり可能な限り生音がよいと思う次第です。
太鼓の方はドラム的なもので、佐藤健作氏のような和太鼓バリバリのプロの凄さを
見せつけてくれた方がよかったのかも知れない。
 
そして第三部、三宅や屋台囃子が登場。
三宅は今私が習っている津村さんのとはずいぶん異なっていた。
恐らく鼓童スタイルなのではないかと思います。
舞台用にショーアップされている内容ですが、私は津村さんのこれ以上シンプルにできない三宅が好きだなあ。
屋台囃子も鼓動スタイル。これは3年でよくぞここまで、という仕上がりでした。
鉦や笛も入り、締めの玉入れはゾクゾクしちゃいました。
 
ピアノ、篠笛、大太鼓、長胴太鼓のアンサンブル、予想以上によかったです。
和太鼓にピアノとかは非常に難しいと思うのですが、とてもよくまとまって
一体化してました。
篠笛もなかなか音が出ないもんですが、見事に吹き切っていました。
おしむらくは4台の長胴太鼓の音の差が無かった事。
明快な4音階が聞こえた方がよかった。
 
印象に残ったのは掛け声や笑顔、元気さ。
太鼓の構成も新しい感覚で、和太鼓の一つの方向性を示していると思われます。
 
幕間に流れていた演歌はどういう意図があったのかな?
 
会場では多くの太鼓仲間と顔を合わせる事ができたし、公認指導員講習でお世話になっている
諏訪工芸の社長とも親しく話をさせていただきました。
 
一緒に観に行った太鼓仲間もいい刺激を受けていたようです。
 
難点はプロのゲストの長~い紹介をしている時、原稿棒読みが丸わかりだったこと。
これはもうちょっと練習した方がよかったかも。
 
後程写真アップの予定。