HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:打ち込み

日曜日の練習。
基礎打ちを一番後ろで締めを打ちながら見ていました。
打ち方に関してはいくら口で言っても伝わりませんね。
結局自分で納得しながら修正していくしかないような気がします。
自分の打ち姿を客観的に観る。
鏡に映った自分の姿は正面からだけしか見えないのでバチ先が後ろにいってるとかなかなか認識できません。
特に新人の方たちは太鼓自体に慣れていないので、打てていません。
「溜め」が大事です、と言っても「溜め」が何なのか理解できない。
頭でもわからないし体でもわからない。
こればっかりは経験をつまないとわからないです。
 
それでも教え方でコロッと打ち方が変わる事もあります。
新しい曲の自主練に参加して締めの特訓をしている人に
締めは打つのではなく引っ張る感覚という事を伝えました。
どうしても太鼓は打つもの、という観念があるため一生懸命打つのですが、
結果力が抜けずにカタクなってしまっています。
力を抜いて手元でバチを振り回す、バチの重みを利用する、
太鼓の跳ね返りに手首をまかせる、惰性を利用する打ち方を伝えました。
バチの根元をひもで引っ張られる感じ、それで強い音を出す。
すると音も姿も見ちがえるようによくなりました。
一番大事なのは本人のやる気、探究心だと思います。
そこにちょっとしたヒントを投げかけるとぐんと進歩する。
 
今日の練習をみていて新人の方たちにはちょい特別なプログラムが必要に思いました。
皆で一緒の事をやっていてもかなり時間がかかってしまいそうです。
太鼓を打つ基本の特別メニューをちと考えてみる必要がありそうです。
次回は一日練習なので、その辺をちょっとみっちりやるのもよいかもです。