オーダーしていた龍笛が仕上がってきました。
製作期間6カ月、師匠絶賛の八幡の笛。
先日の稽古で初吹き。
師匠曰く、甲音(高音)も呂音(低音)もよく鳴る笛とのこと。
同時にどうしてもかぶり気味になる吹き方の欠陥を指摘していただきました。
これを機にこれからは初心に帰って笛と付き合えます。
今までも本管を吹いていましたが、いまひとつ信頼しきれないという思いが
どうしてもつきまといました。
まずいところは笛のせいにしちゃうんですね。
この笛は最終、最高のものと思えば、信頼して付き合う事ができます。
お互いの癖を見抜き、歩み寄ることもできると。
そういう意味ではよき伴侶となる事を願う次第です。
内部は鏡のような仕上がりです。
八幡の笛は、巻きの部分が黒いのですが使い込むにしたがって赤く変化していきます。
師匠の笛は美しく変化しています。
手作り自然素材ならではのものですね。
さて、道具は揃ったので後は人がどこまで辿りつけるか・・・。
新たな楽しみと苦しみが始まります。