HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:演奏会は誰のためにある?

皆さんは演奏会の演目、どういう基準で決めているのでしょう?

私は一つひとつの演奏会のコンセプトやテーマが大切だと思っています。

テーマやコンセプトは、何を伝えたいのか、何をやりたいのか、

が凝縮されたものだと思っています。

それを設定するには、その演奏会自体を把握しないとできません。

老人ホームの慰問演奏なのか、子供たちが伝統音楽に触れるためなのか、

厳粛な神社の奉納演奏なのか、お祭りの景気づけなのか、云々。

季節や場所には関係なく、いつも同じものを同じように演奏するという

真に伝統的なものもあるかも知れませんが、

単純に演奏を楽しみに来てくれる人に対しては

こちらもそれなりに創意工夫を準備する必要があるように思います。


演奏する側の論理で曲目や曲数を設定するのはいかがなものかと。

演奏会は発表会とは違い自己満足のためにあってはならないと思っています。

何を伝えたいのか、伝えるべきなのかをきちんと認識した上で音を出したい。

少なくともなんらメッセージの込められていない音は出したくないと・・・。


演奏会のテーマという共通認識は演奏する側に必要不可欠なもの、と思っています。