つい先日、イラクを電撃訪問したブッシュ大統領が現地記者から靴を投げつけられた。
イスラム世界では靴は不浄な物の代表で、靴で踏みつけるのは侮辱行為に当たるとか。
このニュースに関連して、かつてのイラクのフセイン大統領の銅像がアメリカ軍によって
引き倒され、民衆の靴で踏みつけられる映像が流されました。
あの、引き倒す映像で、最後銅像が台座からゴロンと落ちずに、
ムニョッと踏ん張っていたのが意外で印象的でした。
本当は権力打倒の劇的な光景のはずだったのが、拍子抜けでコミカルでもありました。
イスラム世界では偶像崇拝禁止のはずなのに、フセインやホメイニ師の銅像や肖像画が
飾られているのは不思議ではあります。
それにしても権力者はなぜか銅像が好きですね。
北の将軍様やチャウシェスクなど記憶に新しい。
新幹線の駅前に代議士先生の銅像があったりとかもします。
やっぱり自己顕示欲の表れなんでしょうか。
銅像作るのは自由ですが自己満足の世界でどーぞう、と。