HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:金太郎飴の街づくり

金太郎飴の街づくり
量産ものはコストを抑えるのに有効な手段です。
反面、個性が希薄になり、規格化という没個性の表情を見せることにもなります。
一番いい例が車。
色こそ違え、同じ顔の車ばかり。
前を自分が乗っているのと同じ車種、カラーリングの車が走っていると、妙な親近感と嫌悪感が同居する事はありませんか?

鉄道の駅舎もどの駅も同じ。
確かに設計はワンパターンで済むし、部材も量産したものを使いまわせるのでコストを抑える事が可能です。

結果、日本全国どこへ行っても同じ駅が誕生することになりました。
特に新幹線の駅には顕著です。
東京も名古屋も大阪も広島も博多もどこも同じ。
その地の特色や風土などどこにも感じられません。

例えば名古屋駅とか名古屋城みたいに作ってあったら楽しいと思うんですけどねえ。
郷土への愛着も湧くだろうし。

その地の特色を活かしたもっと個性豊かなものを作ればいいのにと思うのですが。
そういうところにお金をかけるのが本当の経済的なものの考え方だと思うんですけど、違いますかねえ。

経済効率優先がいかに街をつまらなくしているか、目先の利益で密やかな街歩きの楽しみを奪わないで欲しいと思います。