日曜日は甲府に太鼓の演奏を観に行ってまいりました。
いやあ、天野太鼓の創始者、この天野 宣という方もすごい!!
和響愛伝というタイトルの演奏会でしたが、なんと活動歴50周年という催しです。
おん歳74才にして現役バリバリ。
84歳の小口大八さんもそうですが、とんでもない大先輩方であります。
演奏会が始まって最初に感じたのはこれは和楽器を使用したオーケストラであるというこ
と。
それぞれの音が重なり合って一つの融合世界を作り出しています。
伝統的な和をベースにしながらとても新しい世界を創出している。
一言で言えばセンスがいいんですねえ。
阿羅漢(あらはん)というユニットで演奏していますが、それぞれが個性を発揮しなが
ら全体で一つにまとまって立体的な構成は聞いていて実に気持ちがよいのであります。
天野さんによる鉦の独奏とか、能管や篠笛の独特な音階、両手から打ち出される無限の
リズム、どれをとってもすばらしいの一言。
演奏は三部構成になっており、一部は天野宣&阿羅漢の演奏。
二部は地元山梨や全国から馳せ参じた愛弟子さんたちの演奏。
6団体の演奏がありました。
もちろん、しんしんさん達の伊予之二名島扶桑太鼓も!
第三部はふたたび天野宣&阿羅漢による演奏。
そしてフィナーレは全員での演奏。
どの曲も終わり方が決まっていてしびれました。
つづく。