先日、宝飾店に押し入った強盗3人組を店員がさすまたで撃退というニュースをやっていました。
さすまたはバールやナイフと違い、相手に近づかなくても制圧できる優秀な防犯器具であることがわかります。
小学校に勤めているカミさん曰く、さすまたを使った防犯訓練も実施されているんだとか。
小学校にも暴漢が入り込む事があった事を考えると必要な訓練です。
公立の小学校の80%にはさすまたが完備されているとか。
胸の辺りを狙って脇を押さえる訓練をするそうで、腹や腰回りだと相手に手で払いのけられる恐れがあるからなんだそうな。
江戸時代のそれはトゲトゲがついており、着物の裾などを絡めて相手の身動きを封じたようです。
押す、突く、捻る、押さえる、叩く、など距離をとっての防御と制圧が出来、場合によっては相手が手にしている凶器を叩き落とす事も可能かと。
先日のニュースでは恰幅のいい店員がさすまたを振り回し、その勢いに気倒された犯人たちがひるんで逃げ惑う映像が流されていました。
今後は店の正面に「さすまたあります」とか「さすまた完備」とかのサインを出しておくと強盗も押し入るのを躊躇するのではないかと思います。