食物アレルギー、原因となる食物は多種多様に渡っているようです。
小麦や蕎麦、牛乳、卵、米、ピーナッツ、ゴマ、オレンジやマンゴーなどはよく知られていますが
ひどい場合には死に至ることがあるそうです。
食物アレルギーや花粉症は子供の頃は話題に上りませんでしたし、気にしていませんでした。
ちょっと調べてみると、アレルギー患者が増えた理由として環境の変化が指摘されています。
離乳食や人工哺乳の発達が、赤ちゃんのたんぱく質の摂取時期を早め、
その負荷の結果アレルギー体質が増えたのだとか。
またお隣中国で問題になっているPM2.5などの大気汚染物質の原因とされる亜硫酸ガスや
窒素酸化物などが原因とされています。
アレルギーを引き起こす原因物質を抗原(アレルゲン)と言いますが、
亜硫酸ガスはこの抗原が体に入るのを助長するのだとか。
また、人類が生み出した化学製品、農薬やプラスチックなどもアレルギーを引き起こす
原因物質、住宅建材に使われるホルムアルデヒドなどが身近な存在です。
こうして見るとアレルギーは近現代がその要因を作ったと言えるかも知れません。
人類の文明が創り出した新しい疾患、アレルギー。
気に入らない人にアレルギー反応を起こすのは古代からのものだったと思われますが
人類の未来やいかに・・・。