HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

八丈考72

先生は体調不良でお休み、自分たちだけでメニューを組み立てて練習しました。

先生が不在だと人が打っている時もおしゃべりをしたり、なんとなく緊張感に乏しくなっちゃいます。

いろいろとアドバイスももらえないので物足りないのですが、この際かなり実験的な事にもチャレンジ、

前回のアドバイスでいつも同じものをパターン的に打つのではなく、いろいろチャレンジする事も

大事、それが自分の進歩にもつながるので創意工夫はしてくださいとのこと。

スーパー銭湯で湯に浸かりながら新たに考えたパターンがあったのでそれを試し打ちする事にしました。

縁打ちをメインに据えた構成で、これも前回縁がしっかり打てていないとの指摘があったため

その練習を兼ねての構成を考えてみたものです。

いざ太鼓で打ってみるとなかなかうまくいかないところもあり、推敲が必要です。

個人打ちでは皆さん自分らしいものを表現しようとがんばってます。

最高齢84歳の打ち手も自分の曲でがんばってますが、曲の仕舞いのドンスドンドンの

タイミングがなかなかとれず苦労していました。

スという間をとるのは普通でもなかなか難しい。

先生がいない事をいい事にアドバイスを。

伏せ打ちに天の太鼓を打つ、というのがあります。

上げた手で自分の背中側の架空の太鼓を打つ意識としぐさを行うものです。

実際に太鼓を打つのと同時にこの架空の太鼓も打つ事で、上げた手に緊張感と美しさを表現します。

これを応用してドンスドンドンをドンどドンドンに変えてみる。

どで架空の太鼓を打つわけです。

横打ちでこれをやるために自分の顔の右横に架空の太鼓を置き左手でそれを打つ。

そのためには体をひねりオーバーアクションにしないと架空の太鼓が打てません。

これでやってみると今まで苦労していたところは意外とすんなり打てるようになってしまいました。

これを繰り返し練習すればタイミングや体の動きを自分のものにできるでしょうし

できた時点でドンスドンドンに戻せば打ち方は完成されたものとなるでしょう。

これは英語の発音をするのに発音記号ではなくカタカナ表記するようなもの、

手法はどうあれできるようになればよし、と考えています。