HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

川柳:食わず嫌い

 食べ慣れぬ ものはまずいと 人は言い 

食というものも慣れはあるようで、昔は刺身=生の魚、という事で

世界的に敬遠されていたように思います。

海苔も黒い紙のようだと敬遠されていたよう。

子供の頃はコーラは薬臭くてよくこんなものがうまいと言えるなあ、と思ったものでした。
(コーラは実際元々薬だったようです)


その地域の人々が長年かけて創り上げた食文化、

他の地域の人にとっては奇異なものにも見えたりします。

ゲテモノとか言ったりしますが、そこの地域の人にとっては極々日常の食べ物だったり、
(日本の蜂の子やイナゴの類い、中国の犬や蛇、などなど)

うまいまずいの味覚も文化によって培われるものだと思います。

あの野蛮な生魚を使ったSUSHIは今や世界的な食べ物に。

そのうまさも徐々に受け入れられて行ったものと思われます。

巷の料理番組などで、見慣れない食べ物に奇声を発するオバカなタレントがいますが

あれは文化の狭量さを暴露しているようなものではないでしょうか。

他の文化を尊重するという姿勢があれば世の中、奇異な食べ物は存在しないと思うわけです。

 番組は なんでもかんでも うまくなり 

料理や紀行番組では皆が皆口をそろえてうまいと言いますが、ほんとなんですかねえ。