HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

八丈考53ハードとソフト

昨日は赤羽馬鹿祭りが終わった最初の稽古。
 
連休の真っ只中とあって参加者は5人と少なめ、
 
それもあって先生からは個人個人に細かいアドバイスがありました。
 
個人打ちではトップバッターとなったため、どうも体が動かず余裕のない太鼓になってしまいました。
 
その辺はすぐに看破され、ノって打つ大切さを説かれました。
 
下手でもノって打つ太鼓は人に伝わるもの、ノリが大切と。
 
また縁打ちのメリハリ、打つときは自信を持ってしっかり打つべし、と。
 
他の人もそれぞれの弱点を指摘され、その場で直されます。
 
ベテランも例外なく細かく指摘が入ります。
 
一打一打の表現を磨くこと、すべてを同じ調子で打たないこと。
 
八丈太鼓は基本的に個人打ちなので、打ち手の一人一人の創作力が真髄、
 
その意味ではまったくのソフト寄りの太鼓だと思います。
 
私は三宅太鼓もやっていますが、三宅はハードの極地、八丈はソフトの極地と勝手に思っています。
 
究極の音(ハード)を追い求める三宅太鼓とあくまでも表現(ソフト)を追求する八丈。
 
これらの太鼓についてまだまだ興味がつきません。