HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

本日:映画というもの

私は名画座が好きである。
 
3~4週古い映画やかつての話題作を遅れて観る事になんの抵抗もない。
逆に言うと封切り映画を観る必然性を感じないのである。
 
映画の旬は自分で決めればよいのではなかろうか。

名画座と言われる映画館もいろいろ。
新しいところは座席間隔もゆったりめ、さりげなくおしゃれであったりする。
 
それに対して近所の三軒茶屋の映画館(何と二館もある!)は
昔ながらの映画館の形態をよく保っている。
三本立てに尻を痛くしたあれだ。
 
昔は映画館の暗闇で、あそこ空いてる!と近づくと椅子が壊れていたり、
シートが破れた椅子からは藁とかはみ出していたっけ。
 
禁煙の看板が紫煙にかすんでいたりもしたなあ。
 
そういえば子供の頃の夢は白黒だったような記憶がある。
総天然色キネマカラーの夢はいつ頃から見たのだろう・・・。

昔の映画館では必ずニュースを上映していた。
テレビのおかげで絶滅したあれだ。
 
子供の頃は国会のニュースが嫌いで、半円形の議場が出てくるとうんざりしたものだ。
 
今はニュースの代わりに映画泥棒(違法コピー)防止の映画が必ず挿入される。
あの映像を盗撮してyoutubeにアップしてみたいという衝動にかられるが、やはり犯罪?
個人で楽しむには問題ないのかな・・・。
(個人で愉しむヤツがいるとも思えないが)
 
今年還暦を迎え、映画もシニア料金の千円で観れるようになった。
 
妙なところで歳をとった事を自覚したりしますが「栄華」の夢よ、いつまでも・・・。