国の基準値を大幅に超える放射性セシウムに汚染された福島の牛肉が流通したもよう。
本来、牛には何の罪もない事を思うといたたまれない気持ちになる。
福島から360km以上離れた静岡の茶葉からも基準値を超える放射性セシウムが。
風に乗って運ばれたものが地上に降り注ぎ、雨水の集積によって東京にはホットスポットが、
植物の特性により濃縮されたものが静岡の茶葉に、
汚染された稲藁を与えられた肉牛が体内に放射性物質を取り込んだ。
福島第一原発事故直後、気象庁は放射能汚染物質の拡散状況予測のデータを公開する事をあえて行わなかった。
政府も憂慮される事態を予測し、一刻も早く実態を把握し、最善の手を打つ行動をとったようには思えない。
風向きを考えれば単純な同心円で避難地域を規定する事がいかに現実味を帯びていないか、すぐにわかる事。
政府も憂慮される事態を予測し、一刻も早く実態を把握し、最善の手を打つ行動をとったようには思えない。
風向きを考えれば単純な同心円で避難地域を規定する事がいかに現実味を帯びていないか、すぐにわかる事。
大規模な放射能海洋汚染はかつてない事故であり、当然「想定外」だろうから何が起こるか誰にもわからない。
さて、日本は「安全な」原発とどうつきあうのか、国民として答えを出すべき時がくる。
すきやきでもつつきながらじっくり考えてみよう。