これはとある公共トイレ。
一部天窓から明かりをとっているところ(上)と、人工照明をしているところ(下)が混在しています。
昼間は明るいのだから太陽光を使わない手はないと思います。
ましてやこのトイレは平屋、日中はすべて太陽光でまかなえると思うのですが。
太陽光を入れると熱も入ってくるので換気も必要。
それにファンを使って電気エネルギーを消費するのも本末転倒。
天窓と自然換気を組み合わせる事で快適なトイレも可能となりそうです。
かつて大型の店舗を計画した時、北側の天窓を大々的に採用したプランを作りました。
工場によくあるノコギリ屋根。
採光と換気を兼ねたすぐれものです。
全面採用にはならなかったものの、中央通路の部分は天窓が残りました。
もう十数年前の話。
太陽の光、電気に変えなくても利用価値はありますよね。