HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:御諏訪太鼓講習その2

御諏訪太鼓諏訪神社との関わりもありますので、まずは小口さんの祝詞、口上に続いて二礼二拍手で講習の幕は開きました。

そしてまずは音出し。
バチは手首をやわらかくして手元だけで振る様に、それが基本中の基本とのアドバイスがありました。

「日頃やっている基礎練習を見せてください」とのリクエストに応えて、緊張の中、一打打ち(1/1)、二倍速(1/2)、四倍速(1/4)を披露。

「音はそろっていて非常によい」との評価を受け、一同一安心。
左右のバランスやテンポキープとかは何とか及第点をもらえたようです。
(太鼓暦の長い連中ですから当たり前といえば当たり前ですが)

普段やっているのは1/1→1/2→1/4→1/2→1/1なんですが、1/1→1/2→1/4→1/8(ロール)→1/1→1/2・・の繰り返しのパターンを教わりました。

打ってみてまず、感激したのは太鼓の音・感触のよさ!!

打ち込んだときの皮の粘り感や反発の具合がとてもよいのです。
音も気持ちよく反応してくれます。
いやあ、太鼓ってこんなにいい音が出るんだ!
ということは今打っている太鼓は?!

次に御諏訪太鼓の曲「勇み駒」にチャレンジです。
この曲は日頃の練習曲のため、出だし以外は大きな破綻も無く、打ち終わってから「掛け声も出ているし、よく打ち込んでいる」とのお褒めのことばをいただきました。
うれし~^^)

大太鼓(桶胴太鼓)のリズムを打つように促されて持参のホウバチで三尺三寸の太鼓を打ってみましたが、え~っ桶胴太鼓ってこんなにいい音がするの~って、ふたたび大感激!!
音の余韻がすばらしいのであります。
桶胴恐るべし!という初体験でありました。

「勇み駒」の桶胴の打ち方、パターンも教えていただき、これで正式の勇み駒が打てるというもんです。ありがたや。
桶胴でも注意されたのがクレッシェンドの表現。
太鼓は強弱緩急の楽器、線ではなく点の楽器という小口さんの教えを肌で感じた瞬間でもありました。

勇み駒の教習はつつがなく終了。ほっ。

さて次なる教科「飛龍三段返し」という曲に移るのでありました。

つづく