HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

三宅考85:右手の高さ

本日は曳舟教室におじゃましました。

新宿教室と違い、墨田区のホールが練習場所のため、空間はとってもリッチ。

音の状態もすこぶるよろしい。

発表会の練習に入っているため、発表会に出ない人、他の教室からの振替組は

ホールの外で振りの指導を受けました。

左が太鼓に当たる時、手の甲は向こう側ではなく、自分の方に向くこと、

姿勢が低くできない場合は手首を緩めてバチの惰性で打たせる。

その時も手の甲は自分の方へ向けること。

また、左手を右肩に背負う時、若干体のひねりを加えると、見た目に迫力が加わる。

正面から見た時、体が正面を向いたままだと正直過ぎる印象のような・・・。

ひねる事で動きが出て来る。

また、打つときはそのひねりを解くように腰から回り込むような微妙な動作が加わる。

腰のひねりが先行し、体が追っかけて行くような動きだ。

動く前は必ず静止する時間を作り、力を貯めて爆発させるようなイメージ。

力学的にも理に叶っている動きだと思う。

左手で注意を受けたのは、打ち終わってからバチを上に引き上げる時に脇の下の空間が狭い事。

打った状態で肘をほんの少し曲げ、バチ先を真上に引き上げる。

脇をしめると全体が小さく見えてしまうとの事でした。


右手のバチを引き上げ、止めるタイミングについて聞きましたが、

これは人によって違うので自分にあったものでよろしいとの事でした。

今回注意を受けたのは右手の高さ。

肩より下に行くと大きさが出ないので、高さに注意するように言われました。

確かに佐渡の演奏のビデオをみると、右手のかまえが低い。

この点は要修正ポイントです。