HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

合わせるということ

太鼓稽古二日目。
毎回持ち回りで担当組が基礎打ちを担当します。
それぞれが創意工夫をしてくれてこれはこれで面白い。
しかし、練習前にその練習の目的を明確にしないと問題も生じる。
人は納得しないものは拒否する傾向があるゆえ。
ただやらされているという意識を持つのが一番よろしくない。
克服すべき問題、習得する意味を知ると人は自発的に積極的になるし、
皆の飲み込みも早いのではなかろうか。

やはりどうしても走る傾向があるのは世界共通かも。
それを克服するのは意識しての練習しかないのだろう。
タイムキープする役割の楽器はどうしても必要である。
曲の流れは親とこのタイムキーパーが制御するしかない。
タイムキーパーは機械的に正しいリズムを刻むだけでもだめで、親との息が合わないと滅茶苦茶になるだけ。機敏な対応が求められる役どころ。
組み太鼓では自分だけが正しいのだという意識は持つべきではなく、皆と合わせて行こうという姿勢が必要なのではなかろうか。
以前師匠が言っていたお互いの欠点をカバーしあうというところまで意識のレベルが上がらないと、いい演奏にはならないという原則を再認識したい。