HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:運命

いきなりですが私は運命というものを信じていません。

運命論者ではなく偶然論者です。

その事でよく思うのは交通事故について。

交通事故に遭うのは運命ではなく、偶然が積み重なっての結果だと思ってます。

たまたま交差点に差しかかったから、たまたま右折車がいたから、

後5秒早かったら事故っていたかも、と肝を冷やす事があります。


偶然の反対は必然ですが、事故に遭うのは必然ではないと思います。

若い頃、世の中の出来事は偶然か必然かで議論した事があります。

必然派は例えば飛行機事故、飛んでいるものは落ちるので、飛行機事故が起きるのは必然である、

あるいは生きとし生けるもの、寿命はあるので死を迎えるのは必然である、という論法。

これに対し、飛行機事故が起こるのは機体の不具合や操縦ミスなど偶然の集積の結果である、

死は事故にあったり、病気になったり、あるいは寿命を全うするのもたまたまそうだったのだ、

という偶然派。


必然=運命、みたいに語られますが、自分の一生が運命的に決まっているというのは

いかにもつまらないと思ってしまいます。

古代より、自分の運命を知りたがる人間の性癖により占いが発達してきましたが

占いの根拠になる必然性がわかりません。

その占いですが、収穫にも密接に関連していたようです。


炙った亀の甲羅の割れ具合で天皇家に納める米の産地が決められたというニュースが流れましたが

亀甲文字というのを学校で習った記憶がありますが、現代日本で行われていたとは!


今でも豊作や豊漁を占う行事が日本各地で行われていたりしますが、

さて、豊作や豊漁は果たして必然なのか偶然なのか・・・。