カルピス、ミルキー、ヤクルト、子供の頃からありました。
いまだにあるという事は普遍的な支持を受けているという事になるのでしょうか。
カルピスは乳酸菌飲料で創業者は僧侶とのこと、
1916年(大正5年)醍醐味合資会社がその元になっているそうな。
醍醐味とはチーズのような発酵食品で、奈良時代から珍重されていたもの。
それを研究開発、カルピスとして発売したそうです。
カルピスはカルシウムとサルピス(熟酥)の合成語。
サルピスはサンスクリット語で悟りの境地に近づいた状態を表す言葉だそうで、
サルピルマンダが最上位とされ、これが醍醐味。
ちなみに牛や山羊、羊などの乳から作られる乳製品は5つの段階があり、
乳味→酪味→生蘇味→塾蘇味→醍醐味、なんだそうです。
これと仏教思想が相まってカルピスという商品が世に出された、という事のようです。
カルピスは子供の頃は黒人がトレードマークとして使われていましたが
人種差別に配慮して使用を中止したのは1990年とのこと、水玉模様は今も使われています。
この水玉模様、当初は反転していて青地に白い水玉で、
七夕を発売日としたために天の川(ミルキーウェイ)をイメージしたものなんだそうです。
一時期森永コーラスという類似商品が人気でしたが、なんと1927年に登場していますが
カルピスの方がメジャーのような気がします。
我が家ではカルピスは準常備品のような存在で、これから暑くなると風呂上がりにいただく
炭酸で割って氷を入れたカルピスはまさに醍醐味!?