HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

本日:令の用例=巧言令色

令和という元号で令について色々調べてみています。

その中に巧言令色という四字熟語がありました。

出典は論語だそうです。

字面から何となくわかりますが、よい意味ではありません。

ことば巧みに顔色を繕ってこびへつらうこと、何だか流行りの忖度という言葉に重なります。


令和という新元号、多くの国民の第一印象は少々肩透かしの感があったんではないかと感じます。

令という文字に「よい」という意味があるというのが今ひとつピンと来ない・・・。

命令、司令、号令、法令、訓令、辞令、令状のように令は上から目線の使い方が一般的。

令嬢や令息も何だかお高くとまっている感があります。


元号が発表される前は世の中に何となく明るい発展性のある元号への期待感がありましたが

令和はそれにちょっと「水」が差されて、令が冷に???

ま、新しいものには常に違和感が伴うもので、そのうち使い慣れるものと思われます。


長期政権にも常に新鮮な水を差して、澱む事のないよう、また権力におもねる忖度や

巧言令色の時代に終止符を打ってもらいたいものです。