HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

川柳:原発

 ふるさとを 失ってまで 原子力 

福島第一原発の背筋の凍る様な事故から8年が経ちました。

未だに解決方法の答えも見つからず、危険な状態は何ら変わりがありません。

デブリと呼ばれる高濃度放射性物質は格納容器の底にへばりつき、

処理ができるかどうかもわからない状態、

今後数十年単位の時間とお金が費やされると思われます。

放射能汚染でふるさとを追われた人々、未だに帰れるという保証はありません。


地震災害大国日本で、原発再稼働の動きが政府により進められています。

何かあった時は、またふるさとを追われる危険がついて回る事でしょう。

太陽光や風力発電にシフトする事を本腰を入れて考えずに、なぜ原発にこだわるのか・・・。

原発の電力は安いというけれど、福島第一原発の処理にかかる費用をきちんと乗せているのかいな。


政府のデータの数字も信用ままならない昨今、原発は廃止に向かうべきと思います。

発電電力がオーバーする場合、原子力が優先される仕組みになっているのも首をかしげます。

国のやる事は、安心して住める国土を作る事、福島第一原発から何を学んだ?

復興オリンピックとか浮かれている場合ではないのです。