HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:三つの「お」

最近太鼓に感じる三つの「お」、一つ目は恩返しの「お」。

太鼓を始めて、そこそこ太鼓が打てるようになると太鼓で恩返しという感情が芽生えました。

太鼓を指導してくれた指導者たちには、自分のレベルを上げる事が恩返しになると考えています。

また、施設に訪問演奏に行ったり、演奏会で太鼓の魅力を少しでも伝える事が

太鼓に対して恩返しになるのかと。


二つ目の「お」はおもてなしの「お」。

太鼓を演奏する時は、大概観客がいるわけで、その観客に何かしら感じてもらえる太鼓を打ちたい、

ほんの少しでも感動を届けられる演奏を心がけることはおもてなしの心に通じるものと思います。

何のために、誰のために太鼓を打つのか、という事にぶれがなくきちんと把握できている事、

おもてなしの気持ちは大事なんじゃないかと思っています。



三つ目の「お」は思いやりの「お」。

太鼓は基本一人ではなく、お仲間と打つ場合が殆どです。

お互いを思いやる気持ちがないと、いい演奏はでいないだろうし、演奏自体が楽しくないと思います。

先日、指導員の練習会がありましたが、曲演奏の途中で下拍子をそっちのけでどんどん走ります。

これはお互いへの思いやりの気持ちが欠如している証拠で、自分勝手な迷惑行為。

指導員であるならばそこはきちんと押さえておいて欲しいものです。

さすがにその点は指摘させてもらいました。


以前から、「夏祭り」という曲のソロと言われるパートを演奏する時、この傾向は見られました。

ソロというのは1台の太鼓を同時に3人で打つ形態が多く、

3人それぞれ自由なフレーズを打ってよい事になっています。

その都度組み合わせる人が変わる事、練習会に参加できる同じ顔ぶれが少ない事、

一緒に練習する機会が希少な事、などから練習不足は否めません。

この傾向は自分たちのチームにもあり、お互いへの思いやりがまだまだ感じられません。

同じように年齢層が高い埼玉のチームとは雰囲気が全く異なります。

年齢層が高いとそれに比例してプライドも高く、それに反比例するように思いやりが少ない・・・。


ま、そういうところには最近は割り切って付き合うようにしています。

恩返し、おもてなし、思いやり、これらを共有できるお仲間と

心行くまで太鼓を楽しんで見たいものです。