東京都の受動喫煙防止条例が可決の見込みです。
私はかつては喫煙をしていましたが、タバコをやめて20年は経つでしょうか。
今ではタバコの匂いにとても敏感になり、車を運転していて
前の車のタバコの匂いにも反応してしまいます。
飲食店に行って、タバコを吸われると一気に食事が不味くなります。
自分が喫煙していた頃はこのことには気が付く事はなかったように思います。
小規模飲食店は都の条例には猛反対のようですが、店は全面禁煙にした方がよろしいかと。
タバコを吸いたい客はお店の外で。
契約通り肉を切り取っても良いが、契約にない血を一滴でも流すことは許されない、という一説。
タバコを吸うのは個人の自由として認められるが、他の人に吸わせるのは許されない、
という文章が重なります。
まあ、喫煙の習慣は大航海時代にヨーロッパに持ち込まれたもので、
それ以前はタバコを吸うという行為が一般的でなかったことを考えるとタバコがなくなっても
世界が滅びるということはないようにも思えます。
厄介なのはニコチン中毒のような習慣性があることでしょうか。
禁煙していた時、酒を飲むと無性にタバコが吸いたくなったりしましたが、
そこをグッとこらえるとタバコへの欲求は薄らいで行きました。
喫煙人口は減少、世界的にも受動喫煙防止の方向に動いているところを考えると
それに逆行するのはいかがなものかと思います。
東京都も目先の商いの圧力の声に対し煙に巻かれないようしっかりしていただきたいところです。