HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

日本道中:大塚国際美術館5


大塚国際美術館のタイルのインフォメーションフロアには

製作過程やサンプルが展示されているコーナーがあります。

これは奈良キトラ古墳の青龍の壁画を復元したもの。

写真を元にひび割れなども忠実に表現されています。

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このように焼き物にする事で2千年は持つといわれています。

何かの拍子で本物が失われても、本物に近い姿で残るというのは価値ある事ですね。

美術作品を焼き物にして残す、という発想はその技術革新があっての話だと思います。

今、流行りのフェイクではあるのですが、

いつかは本物を観てみたい、との夢が芽生えればしめたものではないのかと。

本物にご対面した時の感動も「ひとしお」だと思います。

近くに鳴門の「うずしお」もある事だし・・・。