HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

日本道中:大塚国際美術館3

ゴヤの部屋には晩年の作品が集められています。

フランシスコ・デ・ゴヤ(1746-1828)はスペインロマン主義の画家。

宮廷画家としてもてはやされていましたが晩年、

聾者の家という別荘にこもり1階と2階の壁に黒い絵という謎めいた作品を残しています。

この一角はそれが再現されていて、これは異端審問への道という一枚。

イメージ 1
この美術館の素晴らしいのは作品を本当に間近に鑑賞できる事、

触っても問題ないところです。

絵の具の盛り上がりなども復元されており、本物ではできない鑑賞方法も可能です。

プラド美術館で本物は見ているはずなんですが、こんなディーテイルまで記憶にございません。

上部の中央部の接写。

ゴヤの絵の解説は↑をクリック

その他、詳細がわかる展示はこの美術館ならではのものと思います。

画家の距離感で作品に本当に触れられるのは新しい発見があります。