入り口を入ると長いエスカレーターで展示フロアーまで昇って行きます。
到着フロアは地下4階、山をくり抜いているのでそういう構造になっているようです。
これが全部タイルで再現されています。
見ている位置は2階に当たる地下3階から(ややこしい)。
これが全部焼き物というのは驚きです。
この美術館を設計したのは某有名建築事務所。
館内を巡って感じたのは、美術館自体が芸術的ではないという事。
地下空間という制約はあるのでしょうが、空間自体の感動に乏しいというか、
特に訴えて来るものがないなあという印象です。
ニューヨークにあるMOMA、近代美術館はその点素晴らしいもので、
空間自体、もっと言うと入館者を含めて芸術作品になっていると思えます。
よろしければこちらをど〜ぞ。
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私がこの美術館をプロデュースするとしたら
エントランスから一気になると大橋が望める地上階へ。
そこには睡蓮の池とモネのテーマ展示とカフェ。
吹き抜けを介して階下の近現代の作品がちらほらと。
その下の階は中世・ルネッサンス。
そのまた下は古代。
最下層の地下4階には物販及びレストラン。
将来的に日本の作品群の増設フロアとしておく。
長大なエスカレーターの道のりには絵画の歴史と本美術館の由緒がわかる演出を。
そんな夢想をするのもまた楽しいものです。