HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

ネパールの敷物

本来はラグなんでしょうけど、
我が家の椅子に敷かれているクッション。
絵柄はヤクと思われます。

イメージ 1

イメージ 2

かなり痛んでいますがそれもそのはず、
これを購入したのは40年前に訪れたネパールにおいてなんです。

インド・ネパールを訪れた際、太鼓と一緒にお土産として手に入れました。
厚みがあってとても目がつんでいます。
手織りの風合いに味があります。
同じものが今も現地にあるのかは不明ですが40年もの間、
がんばっています。

インドからネパールに入った時、

眼光鋭い(ように見えてしまう)インド人とは異なる
日本に近いネワリー(ネパール人)の顔立ちや衣装にどこかホッとした思いがあります。

先の地震で、カトゥマンドゥの街並は破壊されてしまったようですが
仏教の篤い信仰が生活の中に生きている国でした。

人々は貧しく、はだしの子供達は写真を撮るとお金を要求して来ました。
街中の工房では小さな子供達がお土産の仏像作りに励んでいたり、
あまりにも日本とは違う光景にカルチャーショックを受けたものです。

このラグも貧しい少女達が織ったものかも知れません。
そんな少女達も生きていれば50歳を超えているのでしょうか・・・。

人の命と物のイノチ、久しぶりに感慨にふけっちゃいました。